Rio Elite Single-Handed Spey フライライン
RIO Elite Single Handed Speyは、ロールキャストとシングルハンド・スペイキャストを想定して開発されたウェイトフォワード・フライラインです。ヘッド後方に重量を配分しているため、広いバックキャストを必要とせず、フライロッドを深くロードできます。これにより、背後に植生や高台などの障害物があり、キャスターの後方スペースが限られる岸辺で有効なプロファイルを実現しています。アンカーを使うキャストと、従来のオーバーヘッドキャストの両方に1本のラインで対応したいシングルハンドのアングラーに向けたモデルで、別々のキャスティングシステムを用意する必要がありません。
プロファイルと用途
最大の特徴は、ヘッド後方に重量を集中させた設計です。ロールキャストやスペイキャストでは、この重量配分によってフライロッドのしなりを活用し、限られたスペース内でDループをコントロールできます。ロードに必要な重量をキャスターに近づけることで、釣りの立ち位置の後方で長いラインを空中に保持する必要も抑えられます。このプロファイルはアンカーを使うテクニックに限定されません。オーバーヘッドでキャストすると滑らかでコントロールしやすいループを形成し、状況に応じてフライのプレゼンテーション方法を切り替えられます。
- プロファイル:ヘッド後方に重量を集中させたWF。
- シリーズ展開:ラインクラス 3-8。
- 密度:フローティング F、およびマルチデンシティ F/H/I。
- 構造:ローストレッチのConnectCore Plusコアに、SlickCastコーティングを採用。
シリーズには、異なる二つの密度仕様があります。Fはフローティング・フライラインで、水面から容易にリフトし、リポジションしやすいラインが求められる場面に適しています。F/H/Iは、フローティング、ホバー、インターミディエイトの各セクションを組み合わせたマルチデンシティ構造です。これにより、プロファイルの一部を水面下で機能させ、流れや波の中でより安定してトレースできます。また、フローティングセクションがラインコントロールをサポートします。完全なシンキングラインでも単純なシンクティップでもなく、特定の沈下速度を定めるものではない、密度を段階的に組み合わせた仕様です。
ConnectCore Plusはラインの伸びを抑え、キャスト形成時のロード感とフライとのコンタクトをよりダイレクトに伝えます。SlickCastは滑らかで耐久性のある表面仕上げを提供し、フライロッドのガイドをスムーズに通過させ、ランニングラインをコントロールしながらシュートできます。全体のプロファイルは、後方のスペースが限られる環境でシングルハンドのタックルを使いながら、ロールキャスト、スペイキャスト、オーバーヘッドキャストを柔軟に使い分けたいアングラーに向けたものです。FとF/H/Iの選択は、ラインを水面で機能させる必要があるか、あるいは一部を水面下で機能させる必要があるかによって決まります。



